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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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からだ館の仲間たち

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3月の茨木会 2021年

3月の茨木会は4名の方が参加されました。

今月も話題は尽きず。

眼の不調のため、手術されたSさんの体験から。
「目が腫れて辛い思いもしたけど、日一日と状態がよくなっているのが実感できた。
私の体の中でたくさんの細胞が頑張ってくれている。私のからだはやわではないと思った。」
ちょっと不具合が出ると一気に気分も下がりがちですが、からだの中ではたくさんの細胞が
一生懸命仕事をしているのですね。
自分のからだが愛おしく思えました。

治療の為に飲んでいた薬が別の不具合を起こした経験のお話もありました。
Tさんは、いつも温和な表情で参加されますが、実は様々な経験をされています。
Tさんの貴重な経験を通して、病気について知る事の大切さを知らされています。

病を得ることで、自分のいのちを真剣に考えるようになったと話されたのはKさん。
難病の同級生の方の訪問をしながら思っていることをお話されました。
ベッドに寝ていても「生きている」という点では同じ。
笑うこと、手を握ることはできる。出来ることがあるのはしあわせ。
生きることの意味を考えさせられました。

今は隣近所の関わりが前に比べて希薄になり、出来事への介入もとても難しくなっている、と話題になりました。
さまざまなサポートやケアが手厚くなる一方で、基本的な人同士の関わりについて考えさせられました。

IMG_1301 - コピー.JPG

茨木会は、毎月第三火曜日の午前中、健康に関することを参加者同士が自発的に情報交換する場です。
状況により変更の場合もあります。HPやお電話でご確認ください。
からだ館 0235-29-0806