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健康大学「正しく知る認知症と暮らし」その3 開催しました

10月29日 健康大学「正しく知る認知症と暮らしその3」を開催しました。

参加者は19名でオンライン講話とグループワークを実施しました。

 

本日は、認知症当事者である及川昌秀さんのご家族、及川静江さんよりオンラインでお話をいただきました。

今回は諸事情により、及川昌秀さんご本人のご参加はかないませんでしたが、及川さんは「やまがた共生オレンジ大使」として、認知症の当事者自身が発信する活動に取り組まれています。認知症に関する理解を深めるため、日々、地域での啓発や交流を続けていらっしゃいます。

 

事前に及川さんへお聞きしたいことをアンケートで募り、今回はその項目を中心に静江さんからお話しいただきました。

内容(一部抜粋)

  • 認知症になって気づいたこと、知ったこと
  • 認知症と告知された時の及川さんやご家族の気持ち
  • 及川さんが異変を感じたきっかけ(どのような変化があったか)

 

講話の後はグループワークを行い、参加者それぞれが講話の感想や、「認知症になっても暮らし続けられるために自分にできること」について話し合いました。

画像120251028.png

 

アンケートより|自分にできること 感想

  • 人を「認知症の人」と決めつけるのではなく、関係性を大切にしたい
  • 自分が認知症になったら閉じこもりがちになるかもしれないが、外に出て人と話したいと思った
  • 介護者も自分の時間を持つことが必要だと感じた
  • 専門の方に早くつながることは大事

 

静江さんには、貴重なお話を聞かせていただき、心より感謝申し上げます。