×

慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

SearchMenu

活動の記録

トップページ > 活動の記録 > 2025年 > にこにこ倶楽部 2025年2月開催しました

にこにこ倶楽部 2025年2月開催しました

2025年2月7日(金曜日)
数年に一度の大寒波と言われた今日ですが、タイミングよく開始時間前には雪が止みました!よかった~。20代から80代まで様々な年代の方が集まり、初参加の方も含め合計13人が参加されました。はじめに誕生月の方をお祝い。みんなでハッピーバースディを歌いました。おめでとうございます。その後2班に分かれて語り合いました。


参加者の声


・去年から狭心症の治療を開始したが、がんとは違う別の不安や恐怖があった。薬が合うまで時間がかかり感情のコントロールが難しかった


・喋ることで、実は自己解決している。おしゃべりできるこの場があるのが安心につながっている


・原発は大腸がんですが、その後、肝臓がんになりました。いまは人工肛門を付けています。当初大変だと思いましたが,介護の必要な年齢になりかえって交換が楽でいいと明るく考えるようになりました。


・2025年度予算案では医療費が高額になった患者の自己負担を抑える「高額療養費制度」を見直し、2025年8月から、ひと月あたりの負担の上限額を引き上げることが決まったそうです。私は10年前から「高額療養費制度」を利用して分子標的薬を服用、治療しながら3人の子どもを育て、働いてきました。今後自己負担が増えることで治療の継続ができるか心配しています。
でも、皆さんの話をお聞きして自分の考えをポジティブ変換していきたいと思いました。


・初めて参加しました。がん当事者でステージ4の状態です。現在はいつまで生きられるかわからないが、いかに楽しく暮らすかを考えています。南海トラフ地震も近いといわれているが、いつその時が来るのかわからない。いつ人生の最後日を迎えるのか、わからないのはみんな同じ。質のいい勇気をもち暮らしていきたい。


・夫が心臓の弁膜症で手術をした。高額療養費を利用し大変助かった。また同時に身体障碍者一級になった。お陰で専用駐車場に駐車できるようになり良かった。医療費の件も、アメリカなら全額自己負担。日本に生まれてよかった。にこにこ倶楽部みなさん、大変なものを抱えていらっしゃるがにこにこしている。そこが本当に素晴らしいところです。


1000001136 20250207.png 1000001134 20250207.png

お集まりいただきありがとうございました。
今日の参加者より「にこにこ倶楽部は明るく照らす"灯台"のよう。いろいろなことを発信したり学んだり、仲間とのつながりができている」とのコメントをいただきました。
にこにこ倶楽部がちょっとでもお役に立っているようでしたらうれしいです。「にこにこ俱楽部」は参加者が経験や思いを分かち合うがん患者サロンです。誰かとはなすことで少しゆっくりできるかもしれませんよ。初めての方は、事前にご連絡いただければと思います。一緒にゆったりとした時間を過ごしませんか。


カレンダー

2025年2月

 

 

 

 

 

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28