活動の記録
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にこにこ倶楽部 2024年12月開催しました
あられが舞う、冬を実感する寒い一日、12名が参加してくれました。
今日は荘内看護専門学校の学生さん8名、病院の医師1名が視察参加し、にこにこ倶楽部の参加者と交流しました。
お誕生月の方をお祝いし、その後近況報告をしました。
にこにこ倶楽部参加より
・自分ががんになり入院したとき、金峰山、鳥海山を荘内病院の8階の窓から眺めていた。荘内病院を見ると当時を思い出す。肝臓を4分の1カットし、今は人工肛門を付けている。医療者には患者のつらさは、経験がないからわからないと思う。相手の思いを感じ取るとれる感性豊かな医療者になってほしいな。
・5年前家族を看取ってから、にこにこ倶楽部に参加し情報を得てこころを癒されている。先日は他の勉強会に参加して「セルフコンパッション」という自分を慈しむ方法を学んできた。とても自分のためになった。この学びが世の中に広がれば助けられる人がいると思う。社会が変わらないといけない、自分の身体はあちこち具合が悪いけれど、周りの土壌を変えていかなければと思う。
・にこにこ倶楽部にきて同じ疾病の人と会うと落ち着き、癒されている。自分ががんになった原因は、当時仕事などストレスがいっぱいだったからだ考えている。長生きをした義理の母は、チョコレート以外の甘いものを食べず規則正しい生活をした人。見習わないといけない。夫も胃癌全適したが、今は元気。当時も看護師さんから支えられた。
・(医療者に期待すること)患者の話に興味を持ってくれる看護師さんの存在。病気とはクールに向き合い、ハートは暖かく。そんな看護師さんがいてくれると嬉しいな。
医療者より感想
・にこにこ倶楽部参加の皆さんは、自分の経験を一歩引いてみている。俯瞰して病気と付き合いながら、暮らされている様子が分かった。皆さんのキラキラしているまなざしを眩しく感じた。患者と医療者は歩み寄ることができるのではないか。考えていきたい
学生さんからの感想
・がん患者当事者の話を聞いたのは初めて。自分のつらさだけでなく周りの成長を促す皆さんに多くを学んだ。
・毎日の実習では本当に忙しく、自分が看護師の道を選んだことを迷っていた。「なんで看護師になろうとしていたのか」今日ここへきて自分が看護師を目指した理由が分かった。
・今日の皆さんの様子を見て自分に何ができるのか?考えさせられた。まずは相手の気持ちを理解して話を聞くことから始めようと思った。
・地域に安心できる場があると意識が変わってくると思う。地域で支え合える場、存在が大事だと思った。
みなさん、ご参加いただきありがとうございます。これからもにこにこ倶楽部では患者としての経験をお伝えし、より良い地域医療につながるよう応援していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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