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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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健康大学 開催 小児がん治療の支援を広げる「レモネードスタンド」の活動と私の小児がん経験

気持ちの良い秋晴れとなりました。今日は楽しみにしていた、健康大学~小児がん治療の支援を広げる「レモネードスタンド」の活動と私の小児がん経験~ を開催しました。

参加者は21名、県内一円から集まりました。この企画はからだ館が運営する、がん患者サロンにこにこ倶楽部のメンバーが小児がんについて学びたい、当事者である、平田寧々さんの体験をお聞きしたいとの声から実現したものです。当日はがんの経験者家族や、酒田、鶴岡の看護学生、教員も参加していただき
充実した学びの時間となりました。


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講師 平田寧々さん (ボランティアサークル nicoこえ)
会場 鶴岡タウンキャンパス
時間 13:30~15:00




参加者の声(ほんの一部ですがご紹介します)


・とてもとても素晴らしい講演でありがとうございました。
何度も涙が出そうになりました。子どもたちが十分な治療を受けられるよう、薬の研究や環境の整備につながるためにレモネードスタンドの活動に関わらせていただきたいと思いました。


・レオネードスタンドに微力でもお手伝いできればと思います。寧々さんの話を聞いて息子のことが浮かび涙がでました。寧々さんありがとうございます。


・長期入院している児が病院を一歩出ると「普通」ではないことに不安を感じたり、治療が終わっても、晩期合併症に日々恐れを感じていることを初め知った。(寧々さんのお母さんの看護日記から)小児実習では家族看護の大切さも知ることができた。


・昨年から学校でレモネードスタンドのプロジェクトリーダーを務めていた。寧々さんの活動について、新聞記事を読みネットで検索し自分なりにどう取り組むか考え活動してきたが、今回実際に寧々さんの思い、小児がんの経験、どのような思いを持ってプロジェクトを立ち上げたのか、現状や課題、闘病生活、様々抱えていることを深く知ることができた。
今日聞いたことを後輩に受け継いでいきたい。また、今後の看護師を目指すうえで活かしていきたい。


・将来看護師になった時には、今回の話を参考にして当事者の気持ちを想像した看護ができるよう経験を積みたいと思いました。


・レモネードプロジェクトの活動を私も行いたいです。本当にありがとうございました。


・体験を「言葉」にして伝えること、伝わることの力を直に実感しました。訴える力を実感しました。素晴らしいプレゼン。


・私にも現在幼稚園に通う娘が二人います。実際に自分の娘だったらと想像して話を聞きました。


・実体験から自分のことだけでなく小児がんで苦しむすべての人のために行動している姿がとても印象的でした。私も看護学生の立場ですができることを考え行動していきたい。この機会がなければ気づくことができなかった思いや、知識です。ありがとうございました。


・患者さん、ご家族の立場で考えることを大切にしようと仕事に取り組んでいますが、こうやってご本人の思いを知ることができ言葉の数々を受け止める機会があっても「(患者、家族)立場に立つ」ことはどれほど難しいことなのか考えました。表面的に小児がん支援という言葉を使うのではなく背景を知り、伝えることが重要だと思いました。看護学校では生徒の取り組みをサポートしていこうと思います。また平田寧々さんの夢が叶えられることを願います。私も共に看護師として頑張っていきたいです。
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今回は自分に何ができるのか考え、行動に移したいと思いを新たにした時間でもありました。みんなで少しずつでも前に進んでいきましょう。今日は、ご参加いただきありがとうございました。



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