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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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活動の記録

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にこにこ倶楽部 2024年9月開催しました

今月もにこにこ倶楽部を開催しました。参加者は15名です。

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まず、最初に今月お誕生月のYさんをみんなでハッピーバースディ♪を歌いお祝いしました。
どうぞ素敵な一年でありますように。



今日の参加者の声より 一部抜粋


・現在も希少がんの闘病中です。体操の講師をしておりがんの方を対象としたヨガ教室を開催しています。
 今日はがんの話をしたくてきました。


・患者家族の立場で参加しています。当初参加したころは、当事者ではない自分が何を話せばいいのか悩んでいました。それでも自分の心の中にあるものを話すことが癒しになると気が付きました。夫が60代で亡くなってから、本当に夫は幸せだったのか日々自問自答する毎日でした。それでも夫は最後まで病に主体的に関わり誇りたかく生きていた。
それが私の幸せになっています。私は夫から一瞬一瞬を自分が主人公になり生きることを学びました。病は関係ない、人生の主役は私。


・昨年、40才台の息子をすい臓がんで亡くしました。息子は嫁と相談して治療に臨み、二人でできる治療はすべてやり最期は思い出を作るため家族で旅行にも出かけ充実した時間を過ごしていました。息子は自己決定をして最期まで生きていました。私は当時、息子が心配で心配でしょうがなく、にこにこ倶楽部に参加しました。にこにこ倶楽部は自分にとって大切な場所になりました。ここで自分の話をすることで心が落ち着きました。言葉にしないとダメ。家庭で話すと、夫と喧嘩になります。(笑)
これからも関わっていきたい。


・腹水、胸水がたまり、いよいよ末期の症状かと思う。
それでも、毎日孫たちのためにお弁当を作っている。からだはしんどいが自分の役割だと感じて頑張ってる。


・私の友人で使用可能な抗がん剤を一巡し、初めの抗がん剤にもどり治療の効果が出た人もいる。やってみないとわからない。


(笑顔でいる参加者へ質問があり・「どうしてそんなに前向きにいられるの?」の答えとして)
・私は、小さいときから母に、何でも自分で決めなさいと言われてきた。自分で選択して生きてきたから笑顔でいられるのかもしれない。

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実はにこにこ倶楽部、先月より会場の設営をちょっと変えています。
今までの1つのしまを、2つに分けて設営しました。
設営変更の理由は、参加者も増えてきたことと、「聞こえずらい」「もっと質問してみたい」の声を受け、
会話のキャッチボールが楽しめるようにと考えたからです。


みなさんの心が少しでも軽くなることを願い、準備していければと思います。
また、にこにこ倶楽部がさらに良くなるアイディアがあったらドンドン教えて下さいね。来月もお待ちしています。


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