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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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「どうする?人生の終い方、私らしくイメージしてみませんかPART4」 からだ館健康大学開催

日時 2023年4月21日(金)10:00~11:30
会場 鶴岡タウンキャンパス セミナー室SA
参加人数 14名(20代から70代まで)


からだ館健康大学「どうする?人生の終い方、私らしくイメージしてみませんかPART4」を開催しました。
今回は「地域の資源 サービスや制度を学ぼう 前編」です。
講師は 地域包括支援センター ふじしま 社会福祉士 坂東真由美さんを
お迎えしました。
202304 人生の終い方toriminngi.png




① 講義
80代の祖母と同居する孫の視点から、事例をもとに、以下の3つを学びます
・地域包括支援センターの役割

・介護保険の概要

・ケアマネージャーについて



②質疑応答
Q:専門用語は漢字が多かったり、横文字も混ざっているなど大変分かりにくい。やはり、各自学習をして覚える必要があるということなのか。
A:例えば、介護支援専門員は資格の名前ですが、一般的にはケアマネジャーであるし、通所介護はデイサービスのほうが覚えやすいでしょう。
地域包括支援センターの職員は、ご本人や家族には、一般的なわかる安い文言を使って説明を行っている。普段は「そうゆうのがあったな」という認識でよい。
今回の学びの趣旨も、ざっくり情報や人、窓口を紹介するということである。もっと詳しく知りたいというリクエストがあれば、対応を検討します


③個人ワーク


④グループワーク 班ごと発表

・近所の高齢者ボーダーライン認知症。地域町内会長が関わりヘルパーが入っている。認知症生活での困りごとは近所の人やヘルパーが力を合わせて見守っているが、個人情報の関係で地域で共有できていない(できない)老々介護の時代がくるので、駆け込み寺、困りごとの窓口として包括を使ってよいですか。
これからは町内全体が高齢化するなかで、長期的にみんなで助け合うのは難しいだろう。

➡はい、まずは窓口として地域包括支援センターで相談にのります。

・夫腎不全1か月入院・退院。自分も2週間入院したが夫の心配があった。ごはんの作り方も忘れてしまった夫。自分のことはできる、静養している夫を見てくれる人が欲しい。民間サービスも紹介してほしいとも思う。

➡主治医に相談しレスパイト入院の対応は可能な場合がある。いずれにしても地域包括支援センターで相談にのり繋ぎます(個別相談)。

・介護サービスの流れが分かってよかった、介護度による違いも知れた。申請から実施までの期間が長くて驚いた。生活保護は申請から決定は2週間となっている。決まらないときは連絡が来る仕組みになっている。デイケアやデイサービスの違い、40歳未満の人は介護保険を払っていないので相談にいけないのかなどの疑問が多かった。

画像1.png

今回も質問は途切れることなく、活発な意見交換に皆さんの熱意が感じられる時間でした。
次回は後編です。皆さんのご参加をお待ちしています。どうぞお楽しみに!


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