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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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活動の記録

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12月の茨木会 2022年

12月の茨木会。12月20日(火)に開催しました。

今月は3名の方に参加いただきました。
今年最後の会として、一年を振り返って思うことをお話しいただきました。

・前回の学生さんとの関わりは、いい経験になった。ここでのさまざまな人たちとの関わりがありがたい。
・夏の間、目的をもって歩くことを続けたせいか、今とても調子がいい。「いつの間にか~」というのがいい。
・だんだんできないことが増えて、ひとのお世話になることが多くなってきた。できるうちは精いっぱいやろうと思う。

後半は事例検討をしました。
・治療や、その後の後遺症、副作用などで、思い通りの人生設計が描けなくなった事例から、「人生の困難や試練にどう立ち向かうか?」が今回のテーマになりました。
皆さんの思いが次々に出され、議論が深まり、

〇 今はまず、からだをケアすることに専念する。
〇 家族の理解とサポートを得る。
〇 そこから、家族と一緒に、じっくり今後のことについて考える。

という見解に落ち着きました。

がんは、「取って終わり」ではなく、患者さんご本人やご家族のその後の生活や人生設計を大きく変えざるを得ないこともあります。
ピアサポーターの役割は、対等な立場で相手に寄り添うことが基本です。
健康な人や家族に分かってもらえなくても、同じ病を経験した仲間となら、状況や思いを分かち合うことができます。
今後も、この会で様々なケースを取り上げながら、地域の患者さんやご家族に寄り添えるよう学んでいきます。

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