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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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活動の記録

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第2回からだ館健康大学「認知症 これだけ知っときゃ怖くない!」開催しました

6月25日今年度第2回目の健康大学を開催しました。
テーマはズバリ「認知症 これだけ知っときゃ怖くない!」
みんなが多かれ少なかれ先々の不安を抱えている「認知症」について、
講師に一般社団法人山形県作業療法士会理事の佐藤健一さんをお呼びして
その症状や患者さんの気持ち、対処の方法や予防について学びました。


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・物忘れは普通にあることとは言え、それから生活上支障をきたす
   認知症に進む可能性があるので、早めの対処が必要である。
・医療でよくなる認知症もあるが、非薬物療法もあり、周りの対応や
   環境を整えることで認知症の進行を遅らせることができること。
   その一つに作業療法がある。
・その人を否定しない。褒めたり、役割を与えたりすることでリハビリになる


 とてもわかりやすく説明していただき、参加者のみなさんもいたるところで
うなずいていらっしゃいました。


 後半は、鶴岡市保健衛生推進員連合会会長の千田洋子さんを交えて、
ご自身の経験を通じて感じていることや地域での話題について伺いながら、
佐藤さんとお話していただきました。


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 少しずつ弱っていく親に対して、親子ならではの感情をうまく利用していく
ことや、地域でなんとなく介護や認知症について話をすることが多いので、
そのネットワークが介護する人にとって大事かも知れないということでした。


グ ループディスカッションでも、近所付き合いの大切さや褒める対応をする
ことなど、認知症に対して積極的に対応していこうという意見がたくさん出ました。


今回は「これだけ知っときゃ怖くない」と銘打ちましたが、人は褒められて育つ
だけではなく、褒められて老いていくことも大事なのだなぁと思いました。


参加してくれたみなさん、お疲れ様でした。

今度は茨木清子先生の調理編です。
乞うご期待!


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