遊佐町で出前講座を行いました。

5月29日遊佐町生涯学習センターにて、遊佐町の健康推進員研修会があり、
リーダーの秋山とともに禁煙支援の講演とからだ館の紹介をしてきました。

当日は地域の健康推進員さん80名余りが集まり、会場は満員。
椅子が足りるか心配なほどでした。

遊佐町長のご挨拶に続き,齊藤保健師から遊佐町での「たばこ対策」について
報告がありました。

健康を保つ、特にがんの予防には禁煙が欠かせませんが、30歳くらいまでの
若い女性の喫煙率が全国平均を2倍になっていることが明らかになりました。
これには会場のみなさんは驚かれた様子でした。

遊佐町だけでなく、北庄内一円でも同じ傾向であることが秋山の講演でも指摘され、
なぜだろう？対策は？と問題提起がありました。

遊佐町の取り組みの一例として上藤崎二区集落区長の阿部さんから、
ご自分の病気をきっかけに地区の公民館全体を禁煙にしたという報告をお聞きしました。

ご自身は「禁煙しないと死ぬよ」という医師からの一言できっぱりとタバコをやめ、半ば
無理やり公民館の禁煙宣言をしたが、思いのほか反対意見はなかったとのこと。

なにかのきっかけがあれば禁煙は可能だし、地域全体で禁煙をサポートすることも
できるという、素晴らしい報告がありました。

からだ館でも禁煙のサポートしていることを紹介し、改めて秋山から、
たばこが抱える社会的な問題点、喫煙者と非喫煙者とのコミュニケーション、
自分自身の行動変容などの講演がありました。

遊佐町の皆さんが禁煙を通じて「きれいな空気でおもてなし」の町づくりへ
少しでも関心を持っていただけたら幸いと思います。

遊佐町健康福祉課のみなさん、出前講座の機会をいただきありがとうございました。