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「我が家のようにくつろいで、」 マギーズ東京視察より
今回は前回に引き続きマギーズ東京についてお伝えします。
「我が家のようにくつろいでほしい」それが当日担当してくれたマギーズ東京の木村さんのはじめの言葉でした。
がんになったり、また家族や友人が、がんに影響される人たちにとっては
多くのストレスや心配にさらされた状況に戸惑うこともあるでしょう。
そんな時、ちょっと弱っている自分もさらけ出せる場所がここマギーズ東京なのです。
確かにこの空間はほっとさせる「力」をもっているような気がします。
それは悩める人に配慮された心づかいが随所に感じられるからでしょうか。
たとえば、柔らかな日の差し込みや間接照明。
涙を流すこともできる少し大き目なトイレ。
ゆったりとした空間の中でお茶を飲みながらお話を聞いてもらうこともできます。
なんだか不思議と気持ちも落ち着いてきます。
また、木村さんはこんなことも話してくれました。
「答えを出すのはあくまでも自分自身。
自分自身で決めたことだから自信をもって進むことができるはず。だから私たちは
その人の持つ力を信じて見守るんです。」と。
この建物の中で、木村さんの言葉を聞いて、ここに訪れる人の気持ちがとてもよく理解できました。
このマギーズ東京は、なんといっても心地がいいのです。
一人の人間として尊重され、だれからも否定されない。
そっと自分を信じ応援してくれる人、場所。
マギーズ東京
このような取り組みが私たちの地域にもあったら
どんなに幸せだろう。
鶴岡に帰ったらマギーズ東京の話をいっぱいしようと決めました。
まずは、そこからです。