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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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白い煙と父の思い出

 私の父は私が幼い頃ヘビースモーカーでした。
日曜日になると、伯父と近所の人と3人で、8畳一間をしめきりタバコをスパスパと囲碁にいそしみます。
その部屋の戸を開けると、部屋中煙で真っ白。今考えると私も随分受動喫煙してたんだろうなぁと思います。今じゃ考えられませんが、タバコを買いにお使いにも行ってました。
 大正生まれの縦のものを横にもしない頑固な父でしたが、70歳ごろに体調の変化と共にすっぱりタバコと縁を切りました。もっと早く止めていればもう少し長生きしたのかな?なんて思う時もあります。私が禁煙にかかわる仕事をしていると知ったら、父は天国でなんと言うでしょうか?
 私は、この22日・23日に東京ミッドタウンで開催されたオープンリサーチフォーラムに参加して来ました。六本木の町を歩いている途中にこんなものを発見!

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 毎日歩く道だからこそ目につき、禁煙のきっかけ作りになるのかもしれませんね。

                                                            (齋藤 貴子)