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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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からだ館ブログ

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30年ぶりの出場でした

 連日の猛暑の中、夏の甲子園大会が行われています。あの日焼けした高校球児たちの姿は、何年経っても変わることのない情景ですね。
今年の夏の大会の山形県代表は、地元の「鶴岡東高校」30年ぶりの出場です。
学校はからだ館から、車で10分位のところにあります。
グリーンがチームカラーの彼らは、朝早くから、夕方遅くまで練習に励んでいるのでしょう。
大きなグリーンのロゴが入ったバックを肩にかけて市内を自転車で駆け抜けています。
 先日、風でタオルがハラリと舞う場面に遭遇し、それを拾った私は、気付いて戻ってきた男の子に
手渡しをしました。
日焼けした大きな手の平には、つぶれて固くなった「マメ」が一列に並んでいます。
 「ありがとうございます」のハキハキした大きな声に、その手の勲章に、なんだか感激をしてしまいました。
 「こちらこそ、野球、頑張ってくださいね。」
ちょっと、お母さん気分で声をかけました。
頑張っている人を見ると、こちらも元気になります。学生さん、ありがとう!

試合は残念ながら、智弁学園に2-1で負けてしまいましたが、本当に良い試合でした。
高校生であの大舞台で堂々と試合をした姿は、それこそ勲章です。
お疲れ様でした。
きっと、鶴岡の皆さんも、たくさんの元気を頂いたと思います。

3年生の選手に聞いた事があります。
 「引退したら、まず、何をしますか?」
 「はい、髪の毛を伸ばします!」・・・・・速攻な返事を頂きました・・・・!!
正直で、いいな~と思いました。
                              (海藤道子)