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『つるマフ』~荘内病院での活用の勉強会開催
『つるマフ』~荘内病院での活用の勉強会開催される
10月26日(土)、つるおかオレンジサポートの会が、荘内病院での「つるマフ」の流
れについての研修会を鶴岡市総合保健福祉センターにこふるで開催しました。
庄内一円から病院の看護師さんや包括支援センターの方、マフを作っている方々が集まり
ました。
つるおかオレンジサポートの会は、「つるマフ」の周知啓発や制作を活動の一つとして取
り組んでいます。今回の研修会は、作っている皆さんが、どのような流れで患者さんの手
元に届き活用されているのだろうか知りたいという声から、開催に繋がりました。
お話は、荘内病院の認知症ケアチームの池田悦子さんから。受付や外来での展示、救急セ
ンターや手術室、病棟や外来での活用について具体的に聞くことができました。
*24時間、必要な時にいつでもだれでも(病院スタッフ)持ち出しできる仕組み
*救急車にも1つ配備しています
*お一人に一つのマフで、退院する際に持ち帰っていただきます
●マフのメリット
①心身機能の向上
②コミュニケーションの促進、ツールになる
③身体拘束の軽減
④リハビリ...握る動作や感覚
<使用している患者さんの様子>
*点滴や尿カテーテルなど気になって管に手がいってしまう方は、マフの中のボンボンや
外側についている人形などを触って気を紛らわし、穏やかになりました
*「リハビリだのー!」「これなんだろう?」と興味を示し次々に触り、意欲や活気がで
てきました
*手が冷たい方には「暖かくなーれ!」と看護師さんの思いを込めてマフをつけました
*自分で選んだマフをみて「かわいい!」と楽しんでいます。マフの話をするとコミュニ
ケーションが取れやすくなりました
*「これだばいいのー!」とボンボンを握ってリハビリしている方は沢山話をしてくれま
す
*外来に通院している方がマフを新調しました。今までのは愛着あるのでとってあるそう
です
●マフの寄付状況...こんなにたくさんの方が使っているんですね!!
2023年3月~2024年10月(約1年半)まで、348枚寄付しました。
寄付先は、主に荘内病院で他に湯田川温泉リハビリテーション病院やこころの医療センタ
ー、グループホームや地域包括支援センターなどです。
認知症マフ「つるマフ」に関心のある方は、「つるおかオレンジサポートの会」までお問
い合わせください。
「つるマフ」の活動がますます広がりますように。また、認知症の方が少しでも穏やかに
過ごせますように。