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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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お知らせ

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第5回生命科学入門講座へ我らが武林先生登場!

 11月24日第5回致道ライブラリー生命科学入門講座が公益大ホールで開かれました。
この日は、からだ館アドバイザー武林亨先生が登場!
「疫学が明らかにする、環境・遺伝・健康の関係 ~予防医学への招待」と題し講演しました。

 ①歴史に見る疫学の実際では、明治時代の脚気について日本の陸軍と海軍の病気に
対する考え方やアプローチの違いなど疫学が日本に根付く黎明期の様子を紹介

 ②生活習慣病を予防する内容では、ワインは動脈硬化に効く?・・・のような例題を出しながら
偏った情報は偏った物の見方につながり危険なので多方面からの情報精査が必要なこと。

 ③長寿社会と上手く向き合うには、群馬県などの調査結果から、地域での活動を通して視力や聴力の衰えを軽減することで、「気分の落ち込み」を少なくし生活の質をあげる努力が必要であり、長寿社会をより良く生きることにつながって行くこと。

 ④庄内からの健康情報発信を目指すと言う内容では、庄内地方のがんの特性の説明や、わたしたち
「からだ館」を利用して、正しい情報を得て欲しいと言うお話にもつながりました。

また、たばこの害やがん部位別の罹患率や生存率などの興味ある話も続きました。
改めて、「情報を正確に追跡」することの大切さを学んだ講座でした。