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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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「バリカタ」から「替え玉」

以前、「バリカタ」のお話をさせて頂きました、海藤です・・・・
そう、九州ラーメンの話。
続き書きます!

ここ鶴岡のラーメンは魚介スープが主流の醤油ラーメンが多い地域です。麺も太めのちぢり麺。
山形はひとり分の麺の量が多いのも特徴です。
丼もなんだか大きいように思います。
九州の麺は細めのストレート。ゆで時間も短いのも特徴ですが、麺の量も山形の半分強くらい。
麺をもう少し食べたい時は「替え玉」という、麺のみのおかわりシステムがあります。ご存じでしたか?
スープは全部飲み干さずに、お店の人に、「替え玉下さい!」と叫びます。
もちろん、「バリカタ」の場合は、「バリカタで!」を添えなければいけません。
1分後には、ザルにあげたばかりの麺だけが飛んできます。そのまま丼に着地!


また、九州ラーメンには「紅しょうが」が付き物です。
スープの中にいきなり入れてはいけませんよ。
スープ全体がピンク色に染まってしまいます。
レンゲでスープをすくって、その中に紅しょうがを少し・・・・・スープをゴクリ・・・・・
こうすると、繰り返し普通のスープと、紅しょうが入りのスープが楽しめます。

こんなに楽しめるラーメンはなかなかありませんよ~
復習します。麺の固さは固い順に「ハリガネ」「バリカタ」「ふつう」
大盛り食べたい時は、スープを残して(必須!残っていないと大変)「替え玉」と叫ぶ。
いきなり紅しょうがをスープに入れない・・・・

これだけ知っていれば、本場の九州ラーメン店に入っても大丈夫!
食の楽しみ方を知れば、旅も楽しくなります。


ちなみに博多のうどんは、「ネギ」「天かす」「とろろ昆布」がタダで入れ放題のお店が多いです。
うどんを食べるときは、「かけうどん」でO.K!
皆さん、理由はわかりますよね。  
 
                                            海藤道子