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僕は9歳のときから死と向き合ってきた

【書名】僕は9歳のときから死と向き合ってきた

【著者】柳田邦男

【出版社】新潮社

【出版年】2011.8

レビュー

作家である著者が、9歳という年に戦争そして次兄の死に直面する所から始まる。自身が体験する息子の死から見えてきた心の動き、そこから自身の作家という仕事を通して「死」をとらえていく様子が鮮明に描かれている。家族を失った医師が今までと患者との向き合い方が変わっていく姿、多くの「死」をそしてそれぞれの向き合い方を丁寧な取材で書かれている。