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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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ちょんべなはん

  今日、4月3日が旧暦のひな祭りということで、我が家でようやくお雛様を飾りました。
下の子が女の子。ここ最近なかなかお雛様が、出せずにいました。

「ヨメに行けなくなると困る!」
「いや早く仕舞わないとヨメにいけなくなるんだ!」
「出さないのは、どうなのか?」
と夫婦漫才のようなやり取りの末に、今年ようやくお目見えしました。

 段飾りのお雛様に交じって母が買ってくれた「ちょんべなはん」が出てきました。
「千代雛」が訛り「ちょんべな」そして「さま」が「はん」になったと言われています。

       DSCF3323.JPG

「ちよびな様は家を建る時土台造りより造作完成迄矢弓柱と共に神として悪魔はらい造作完成後は家のシンボルとして梁の上に出て居る大黒柱に付け祭神様としてやるのです
又古くより雛祭に飾るのです」
とあります。
 
 四季折々の日本の習慣、お祭りには家族を思いやることや家を大事にすることなど、それぞれ大切な意味があるように感じました。
 やっぱり毎年出さなくっちゃ!

(齋藤貴子)