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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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からだ館スタッフ 加藤正志のつぶやき 第5章

『朝食後に食べるもの』


山形市内の大学付属病院の治療方針に納得し、放射線治療が開始となりました。
前回3年前に15回の放射線治療を行っているので、脊髄の神経に危険を及ぼさないよう、今回の放射線治療は8回の照射に決まりました。
服用する薬も、腎臓とすい臓、そして脊髄の神経を圧迫している腫瘍を小さくする、新しい分子標的薬に変わりました。
この薬の危険性とメリットも十分に話し合い変更に納得済みです。

いざ!治療が開始されました。
放射線治療は土日を除いて8日間連続照射でした。
新しい分子標的薬は副作用も多く、それを抑える為に別の薬を追加することになりました。
また、背中の痛みを緩和する為麻薬を用いた薬も服用することにしました。こちらの薬も副作用が出るので、それを抑える薬も飲むことに…。
結局わたしが朝食後に服用する錠剤は9種類12錠になりました。
この他に、副作用によりできる口内炎や手足その他の肌荒れに4種類の塗り薬も処方されました。
こうしてわたしは朝食後に『食べるように薬を飲む』ことになりました。