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慶應義塾大学先端生命科学研究所 からだ館

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からだ館スタッフ 加藤 正志のつぶやき

『イカロス』

 2月始めの週末に腰に違和感を覚えおとなしくしておりました。スーパーボウルの日はテレビから離れず自宅に居ましたが、腰が引けお爺さんの様にしか歩けなくなり、戦慄を憶えいつもの総合病院へ。整形を受診しCT、レントゲンを撮り。結果、紹介状を書いていただき、山形市内の大学病院へ。
 以前、手術した胸部7番の骨の腫瘍がまた大きくなり神経を圧迫し足の自由を奪ったそうです。また、「車椅子」の生活かな?一瞬あたまの中をよぎりました。私としては、退院からほぼ3年。羽目を外してまるで自由になったイカロスが縦横無尽に天を舞い車椅子での生活を忘れたかのように振る舞ったのではなく、むしろ一緒に自由になったイカロスの父のように慎重に生活してきたつもりです。「禍福は糾える縄のごとし」でも、その時まだ自分の足が「車椅子」に鎖で繋がれていると思っていませんしまた『歩ける!』としか思っていません。
 しかし、病魔は静かに忍び寄ってきました。
                              …つづく

注 からだ館のスタッフ加藤正志は先月2月より入院、加療中です。
  現在の心境などを随時更新していく予定です。